楽田楽(らくでんがく)の使用法

装置の取り付け

(減荷ユニット自作の場合は、除草ユニットを取り付ける前に、以下の内容で減荷ユニットの確認・調整をしてください。)

  • 減荷ユニットを取り付け(除草ユニットに掛けるバネは、田植え装置の適当な箇所に仮掛け)、田植フロートの降りる場所の中央付近に台量りなどの計量器を置きます。
  • 水深5㎝の時の除草フロートの浮力が約25㎏、除草ユニットの重さが約9㎏なので、田植え装置の荷重が15㎏程度になれば、OKです。
  • 田植え装置を降ろして荷重が15㎏程度になるように、調節具等で調節します(最終調整は、実地で)。

湛水

除草は、湛水状態での作業を想定しています。水深5㎝程度は確保してください。

 

コース取り

通常の田植え時と同様に、最後に外周を2周するように計画します。

減荷ユニットの調整

  1. 除草作業に入る前に、除草フロートが田面に接する程度にインジケーターで確認しながら、チェーンの長さを調整しておきます(ターンバックルの長さは、中程度)。
  2. 除草作業中に除草フロートの接地具合を調節したい時は、ターンバックルで行ないます。

除草走行

必ず、田植え時と同じ軌道に進入してください。あとは、時々、除草フロートの接地具合を確認しながら、田んぼの状況を観察するだけです(操舵不要)。

 

除草爪・櫛の調整

必要があれば、爪・櫛の角度を調整してください。その際は、ペンチ・プライヤー等があれば便利です。

 

使用後は

  • ターンバックル(+チェーン+バネ)は取付具から外してください。
  • 水洗いして、泥等を落としてください。
  • 最終除草作業後、除草ユニットは直射日光の当たらない場所で保管してください。なお、除草フロートに水が入っている場合は、フロート天板を外して乾かしてください。
  • 減荷ユニットの取付具は、付けたままでも構いません(田植え作業に支障はないはずです)。

(より良い方法・バリエーションがあれば、

ご報告いただいて共有したいと思います。)